Western Digital の 1TB HDD、WD10EADS が随分安くなってきたので先日ソフマップで買ってみました。
7980円でしたが、現在は 7780円。まだ微妙に下落傾向にあるようです。
海の向こうでは 2TBモデルの WD20EADS も出たようです。
SSDが注目されがちな今日この頃ですが、まだまだ HDDの時代は終わらない!という感じでしょうか。
WD10EADS のスペック
容量: 1TB
キャッシュ: 32MB
プラッタ枚数: 3枚
回転数: 5400rpm
インターフェース: SATA 3 Gb/s
消費電力: 読み書き 5.4W、アイドル 2.8W
省電力と静粛性が最大の売りです。
WD10EACS と同じく、実際静かで低発熱(我が家では25℃くらい)。
クラスタスキャンも問題なし。
ベンチマーク結果
早速、ベンチマークを取ってみました。
HD Tune: WDC WD10EADS-00L5B1 Benchmark
Transfer Rate Minimum : 42.4 MB/sec
Transfer Rate Maximum : 95.6 MB/sec
Transfer Rate Average : 75.5 MB/sec
Access Time : 14.2 ms
Burst Rate : 148.4 MB/sec
CPU Usage : 2.7%
高速性がウリのHDDよりはやや劣るとは思いますが、データ保存用には充分な速度と言えるのではないでしょうか。
参考までに他のWDの1TB HDDのデータも載せておきます。
HD Tune: SATA WDC WD10EACS-D6B0 Benchmark
Transfer Rate Minimum : 43.5 MB/sec
Transfer Rate Maximum : 94.6 MB/sec
Transfer Rate Average : 74.7 MB/sec
Access Time : 15.0 ms
Burst Rate : 114.9 MB/sec
CPU Usage : 4.9%
HD Tune: WDC WD10EACS-00ZJB0 Benchmark
Transfer Rate Minimum : 38.0 MB/sec
Transfer Rate Maximum : 78.4 MB/sec
Transfer Rate Average : 60.9 MB/sec
Access Time : 15.2 ms
Burst Rate : 127.7 MB/sec
CPU Usage : 4.1%
このスコアを見る限り、WD10EADS は同じ 334GBプラッタの WD10EACS-D6B0 とほぼ同等の性能という感じですが、アクセスタイムに限っては WD10EADS のほうがやや高速なようです。
シークタイムに恐らく変化が無いであろう事を考えると、キャッシュ増量(16MB → 32MB)の効果なのかもしれません。