320GB版の「プレイステーション3 地デジレコーダーパック CEJH-10013」で PS3 の消費電力を測定してみました。
同梱の PS3 本体は CECH-2500B です。
測定にはワットチェッカーを使用しました。
PS3(CECH-2500B)の消費電力
消費電力の測定結果は下記の通り。
待機時 0W(測定限界以下)
起動後(XMB画面) 64W
動画再生(「PS3のつかいかた」を再生) 72W
トルネ
torne メイン画面 69W
torne TV視聴 72W
torne ビデオ再生(三倍録画) 72W
torne 待機状態からの自動録画 66W
torne バックグラウンド録画&ビデオ再生(三倍録画) 71W
torne バックグラウンド録画&ビデオ120倍速早送り 69W
torne バックグラウンド録画&ゲーム(Wipeout HD) 68W ~ 78W
ゲームプレイ
Wipeout HD 69W ~ 79W
リトルビッグプラネット(体験版) 70W ~ 79W
HEAVY RAIN(体験版) 68W ~ 77W
※ BDドライブ不使用
※ USBにはtorneとコントローラを接続
※ 画面出力はHDMI 1080p
なお 160GB版 PS3 CECH-2500A は HDD 容量の差だけなのでほぼ同様の結果になるものと思われます。
消費電力の測定結果について
測定してみて、まず驚いたのは待機時の消費電力の低さ。
ワットチェッカーの仕様上、消費電力 1W以下は測定出来ないのですが、このレベルなら常時電源コードを繋いでおいても何ら問題なさそうです。
また、トルネに関しては三倍録画などはかなりの高負荷かと思っていたのですが、実際はそんなことはなく、再生やTV視聴よりも少ない消費電力になっています。
録画しながらのゲームプレイやビデオ再生も何ら問題ありませんでした。
総じて、トルネは非常に優秀な印象です。
今回のテストでは全体を通し、消費電力は概ね 64W ~ 79W の間に収まっています。
極めて省電力とまでは言えませんが、省電力仕様のデスクトップPC並みとは言えます。
トルネを使った地デジの視聴・録画をメインに、時々ゲームもしようかなと思っている僕みたいな人も、ある程度安心して使えるレベルなのではないでしょうか。