表示中サイトの TLS バージョン等を確認する (Chrome)

2023/03/21

#Windows10 #インターネット Chrome TLS/SSL セキュリティ

Webサイトを https化した時などに、ちゃんと TLS で接続されているか調べたい場合は、PC版 Chrome のセキュリティパネルで確認できます。

chrome_security_tls_2.png
ChromeのDeveloper Tools 「Security」パネル

セキュリティパネルの表示手順

  1. Chrome で確認したいサイトを開く。
  2. Ctrl + Shift + I でデベロッパーツールを表示。
    • またはメニューから その他のツール>デベロッパーツール を選択。
  3. セキュリティ (Security) タブを選択。
    • セキュリティタブが無いときは、右端の から その他のツール>セキュリティ を選択。
  4. 左側ペインの 概要 (Overview) または 主要な提供元の欄にあるサイトURLを選択。
    • 左側にサイトURLが表示されないときは、Ctrl + R などでページを再読み込みする。

表示されたセキュリティ情報の 「接続/プロトコル」 (Connection/Protocol) 欄で、TLS 1.3 や QUIC などで認証及び暗号化されていることが確認できます。

また、左側に 安全ではない (Non-secure origins) と表示される場合、サイトのデータは TLS/SSL なし (http) で転送されています。

SSL と TLS

TLS は SSL の後継バージョンです。
SSL には既に深刻な脆弱性が発見されているため、SSL の使用は禁止されました。現在では TLS のみ利用可能です。
しかしながら一般には、TLS も含めて SSL と呼ばれる事があります。

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