Windows 10 アップデート 1809 がほぼ全ての環境で利用可能に

2019/03/19

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Intel 製ディスプレイドライバの問題などで、一部の環境には配信されないままになっていたバージョン 1809 へのアップデートが、ようやくほぼ全ての環境で利用可能になりました。
配信停止は 3月15日頃から解除され、筆者も Windows Update から確認することで無事アップデートできました。

そこで、Windows 10 October 2018 Update と呼ばれるこの大型アップデートの特徴をいくつかおさらいしておきます。

アップデート時

  • ストレージの必要空き容量は、アップデート時の作業領域も含めて 30GB 程度。なお、必要空き容量は非公表。
  • アップデート完了までには結構時間がかかる。(1~2時間程度)
  • アップデート後 10日以内なら、設定の「回復」から前のバージョンに戻すこともできる。
windows_update_1809_amd64_2019-03.png
更新プログラムのインストール待ち

新機能と変更点

  • 「Snipping Tool」が非推奨になり、代わりに「画面領域切り取り」が追加された。詳しくは後述。
  • エクスプローラにもダークモードが有効になった。
    • 色の設定で、規定のアプリモードを黒にして有効化。
  • デバイス間でのクリップボード共有が可能に。
  • Unicode 11 の絵文字が使用可能。
  • スマホ同期アプリが追加された (が、あまり便利ではないらしい)。
  • 一部の Windows アプリの設定が部分的に初期化される。
    • エクスプローラ、タスクマネージャなど。
    • 半期毎の大型アップデートでは毎回こうなる。
  • 一部関連付けの強制変更。(JPEG → フォトアプリなど)
    • 元に戻すには、右クリックの「プログラムから開く → 別のプログラムを選択」で任意のアプリを選択し「常にこのアプリを使って … ファイルを開く」をチェックして OK を押す。

画面領域切り取り機能

右下のアクションセンターに「画面領域切り取り」が追加され、ここから画面を簡単にキャプチャできる。

  • キャプチャ直後に表示される通知をクリックすると、ストアアプリ「切り取り領域とスケッチ」が起動してペン書き込みやファイル保存、共有ができる。
    • キャプチャ及びファイルからの編集は可能だが、クリップボードからの貼り付けはできない。
    • クリップボードにコピーすることは可能。
  • 機能的にはウィンドウ単位のキャプチャが無い等、今の所まだ Snipping Tool のほうが高機能。

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