ネットでダウンロードした exe 形式などのインストーラを起動したとき、「インストールしようとしているアプリは、Microsoft検証済みアプリではありません」という警告画面が表示されることがあります。
これはいったい何でしょうか?
警告画面は Windows 10 の機能
Windows 10 には、安全性の向上の為にアプリの入手元を Microsoft Store に制限する機能があります。
警告画面はこの「アプリを入手する場所の選択」機能によるものです。
筆者の場合、アップデートのタイミングで制限が有効になったようで、突然警告が表示されるようになりました。
設定の変更方法
アプリの入手元制限の設定は、簡単に変更できます。
まず次の何れかの方法で、設定「アプリと機能」ウィンドウを開きます。
- 「インストールしようとしているアプリは、Microsoft検証済みアプリではありません」のウィンドウにある「アプリのおすすめの設定を変更」をクリックする。
- 「スタート」ボタンを右クリックして、一番上の「アプリと機能」を選択。
「アプリと機能」ウィンドウの一番上に「アプリを入手する場所の選択」があるので、この設定を「場所を選ばない」に変更すれば、アプリのインストール時に警告が表示されなくなります。
必ずしも設定を戻す必要はない
「アプリを入手する場所の選択」を「入手元を制限しないが、Microsoft Store 以外からのアプリをインストールする前に警告を表示する」に設定しておけば、警告画面に表示される「インストールする」ボタンを押すことでインストールを継続できます。
前記の通り「場所を選ばない」にすれば従来通りの挙動になりますが、意図しないアプリのインストールを防ぐためには警告画面が表示されるほうが良いかもしれません。
UAC には影響がない
UAC (ユーザーアカウント制御) による警告表示は、この設定には影響を受けません。
従って UAC が有効ならば、何れにせよ UAC の警告は表示されます。