Windows 10 でエクスプローラーを使っているときに誤って F1 キーを押すと、Edge ブラウザが起動して Bing で「Windows 10のエクスプローラーに関するヘルプ」を検索するという困った機能があります。
ファイル名の変更に F2 キーを使う人は特に、誤って押してしまうことが多いのではないでしょうか。
Windows 名物?の誰得機能
この機能は単にヘルプファイルを開く機能ではなく、ブラウザを起動させた上に検索まで行います。
その一連の動作には多少時間がかかりますし、ネットアクセスが発生する点やブラウザを自分で閉じる必要があるのも煩わしい所です。
エクスプローラー起動時に表示されるシステムフォルダ「3D オブジェクト」と並んで、誰が得するのか解らない不思議な機能です。なお「3D オブジェクト」はバージョン 21H1 で非表示になるはずでしたが、筆者の PC では表示されたままになってます。
QTTabBar で簡単に無効化できる
「Windows 10のエクスプローラーに関するヘルプ」を開く機能は、QTTabBar の機能を応用することで簡単に無効化できます。
なお、QTTabBar については次のセクションを御覧ください。
概要
QTTabBar を使うと、エクスプローラーに任意の機能のショートカットキーを追加できます。
QTTabBar で設定したショートカットキーはエクスプローラー標準のものより優先される為、F1 キーに他の機能を設定することにより「Windows 10のエクスプローラーに関するヘルプ」の起動を抑制します。
手順
- 「QTTabBarのオプション」画面を開く。
- 左のメニューから「ショートカットキー」を選択。
- 適当なアクションに対して F1 キーを割り当てる。
- 「現在のタブを新規ウィンドウで開く」や「進む」など。よく使う機能に割り当てると便利かも。
QTTabBar について
QTTabBar は、Windows 標準のエクスプローラーにタブやショートカットキーなどの機能を追加する、洗練されたインターフェースの拡張機能です。
窓の杜や公式サイトからダウンロードできます。